管理人の独断と偏見で選んだ、「今もう一度思い出したい名曲」です。両A面のはずなのにB面扱いをされてた曲や、ライブでも歌われることなく、風化しているorしそうな曲で、管理人が日の目にあてディープな紹介をしたいと思った曲をご紹介しております。(※シングルA面に絞ってます)
ハロプロファンからするお馴染みの曲かもしれませんが、これを機に曲たちをもう一度噛みしめていただけるとうれしいです!
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こんな人向け
- モーニング娘。は好きだけど、忙しくてあまり追えていない
- モーニング娘。を「知ってる感」を出したい
- 各曲1000回くらい聴いているハロオタ(感想を深細かく書いているので、共感してもらえたらうれしいです!)
2016年~現在
鞘師脱退から、13期~15期加入までですね。
ボーカル先行ではなく、いろいろな音やリズムが合わさったオーケストラ状態なのが昨今の特徴かなと思っています。
まーちゃんも時々言ってますが、インストだけでもかっこいいんですよね。
ギューされたいだけなのに
ポイント
- メンバーのビジュアル極まってる
- 女の陰ひなたを描くつんく歌詞が冴えわたる
- 最初から最後まで音数が多いかつメロディーキャッチ―でリッチな構成
つんくさんらしい、リズムの裏どりが心地良い、少し切ない感じの曲。(サビでリズムが表寄りになるのも良い。)
「「~だけでいいのに」っていうときは大抵「~だけ」とは思っていない。」というのはつんくさんの言葉です。
この曲のテーマはふくちゃんの「うさぎちゃんシンドローム」北川莉央ちゃんのパート「かーまってほしい!」に集約されてるんじゃないかなーと思います。
モーニング娘メンバーの幅の広さで、いろいろな構ってほしい女性が表現されていてよいです。
あとまーちゃんの「青春エンドロール」が滑舌よくてとても好き。
ジェラシージェラシー
ハロプロ楽曲大賞受賞曲です。
ポイント
- 100回リピートしたくなるイントロ
- クラシックとかジャズとかテクノとかラップとか要素いっぱいなのに絶妙の音楽的な統一感。つんく天才。
- 全人類がジェラシーを感じた時に考える、身に覚えがありすぎていやになる歌詞
発売当初に同時収録の「BRAND NEW MORNING」の方が推されていたのでエントリーさせました。
いや、ジェラジェラは結構ライブで歌われているし、待遇良いじゃん、って思うじゃないですか。
でも私は今の待遇でも納得いかないんですよ、もっともっと神曲として認知されてほしいのです。(笑)
まず冒頭の和音がインパクト大です。これつんくさんが考えたのかな?アレンジャーさん?天才すぎない?
2か所ほどラップが入っているのですが、それもマリアージュしてて感動する。
MVは娘たちがジェラシーする子とされる子を交互に演じていますが、その演技もとても良いです。個人的なMVPはえりぽん。
人生BLUES
ポイント
- サビ以外のすべてが意味不明なメロディーライン・コード
- からの、哀愁漂う、いかにも日本人がすきそうなキャッチ―なサビ
このアンバランスな感じが「人生なんとも無理な場面からなんとかするからなんとかなる」感満載 - 「どんな時でも明日はくる」的な応援ではなく、頑張ればなんとかなるかもよ?くらいの現実的な歌詞
サビ以外はちょっと「????」って感じで進んでいくのですが、
サビのキャッチ―さで一気に聴いてる人を追いつかせるのです。攻めててとても良い。
あと、この曲は歌詞もとても良いです。「人生って、なんとも無理な場面からなんとかするからなんとかなる」って良いですよね。
なんとかしようとする意思があれば、結果なんとかなってるもんだ、という達観な感じに元気づけられます。
こうい歌を20歳前後のアイドルが歌う、というのがハロプロやモーニング娘。の醍醐味ですよね。
追加で紹介させてほしい曲
自由な国だから
アレンジのカオスが最後までカオスなまま終わる変態曲。
大サビで転調が2回あるのですが、そこだけサビがシンコペーションで始まります。ここで曲のスピードがトップギアに入ります。
そこに向かう曲の疾走感みたいなものがとっても心地よいです。
こういうスピードトップに向かうところにおいて、まーちゃんキレの良いのボーカルが立ちまくってます。
ただここに張り付けるにあたって、凡人の私にはMVも含めてきれいに消化できず、布教のための解説ができませんでした。
Are you happy ?
個人的には近年ではジェラジェラの次にHitなんですが、ちょっと魅力が紹介できなかった・・・。
(つんくさんのスルメ曲って、布教難しくないですか?)
「愛の予約なんてできないよ、今日は今日の愛」という言葉にピンときたら必聴です。
2011年~2015年
6期(道重・田中)から9期以降にバトンが渡った時代です。
このあたりは、What is love ?とかOne Two Threeとか、わがまま気のまま愛のジョーク等、今でも歌い継がれる人気曲揃いですね。
特徴として、れいなが抜けてからは2016年と比べてメロディー先行かつ、ファンキーなノリ(後ろノリ)な曲が多い気がします。(鞘師の声に合わせていたのかなと予想)
モーニングだけでなく、Juice=Juiceに提供している曲も良曲が多く、つんくさんが頑張っていたんだなあと思わされます。
そんな中で今回選んだ曲は、やはりこの時期のモーニング娘だからこそよりマッチしていたというか、今の娘から
連想できない理由もなんとなくわかるなあ、という曲になりました。
(基本、良曲かつその時期のメンバーに映える曲は今でもよく歌われてますからね。)
今すぐ飛び込む勇気
ポイント
- まーちぇる(佐藤・野中)の10代半ばな透明感と儚さ
- 冒頭のシンセ(たぶん)やバイオリン(たぶん)で象徴されるものすごいさわやかさ(3:13~とか)
- ド直球な歌詞
とにかく爽やか!爽やか!爽やか!
あと、単純にメロディーがとても美しいですよね。良い意味であまりひねって無い感じが、モーニングしては珍しいなと思ったら
この曲たいせーさんが作ったんですよね。作詞は安定の児玉雨子さんと三浦徳子さんでさすがの胸にぶっ刺さるワーディングです。
個人的にこの曲ものすごく好きなのですが、たぶん今のモーニング娘'21が歌ってもたぶん良さは引き出せないかもなあとも。
(15歳くらいの子のキラキラしてる未完成な子に一生懸命歌ってほしい。)
カラオケで歌っても、ちょっとキーが高いけど、爽快感あってとても気持ちの良い曲です。「さあ!」で思い切り喉を開きましょう!
あと、MVのあゆみんの横顔が美しい。けど衣装なにこれ、生肉なの?
笑顔の君は太陽さ
ポイント
- つんくの父性あふれる歌詞
- おそらく聞く人が年をとるごとに感想が深くなってくはず
- 多幸感&多幸感
正直MVとメンバーについての知識があっての曲だとは思います。
この曲は音楽的なすばらしさというよりは、大人が子供に感じているような温かくて深い愛を、
当の子供(道重以外のメンバー)とさゆ(道重)がフォーメンションダンスで笑顔で楽しく歌うというのが、
最大の魅力な気がします。つんくさんも「モーニング娘’14へのメッセージソング」と言っていました。
とはいえ最近ではモーニング娘'19が歌っているのですが、これも良かったですよね。
追加で紹介させてほしい曲
Password is 0
AUのCMソングでしたよね。ぜろ!ぜろ!パスワードイズぜろ!のぜろの時に飛び上がって手でゼロを作るという
見ているだけで息が上がってくるダンスがとても印象的です。
メロディーもキャッチーで、この時代ありがちな裏拍の「んあっあっ!」みたいなつんくタイムも控えめ。
「この~世はぁ~What goes around comes around だねーえぇぇーえーえ↑↑ 」の鞘師パートがハイライトです。
結構目立てるパートだと思うので(まーちゃんの「愛されたーい」的な。)、
15期くらいまで世代が下がった時にまた工夫して歌いなおしてほしいです。
まあまあライブでも歌われているかな~と思ったので選考外・・・・。
時空を超え宇宙を超え
もう美メロ美ビジュアルのもんのすごい尊い曲です。
妖精が君臨して遊んでいるかのようなイントロ、女神のごときボーカル、まさしく時空を超え宇宙を超え
やってくるうららかな愛を表現しているのですよ。
こちらは結構神曲としてファンの人気も高いので、きっと忘れられることは無いだろう、というのと
やはり、あの時のメンバーが歌うのが至高かなと思い(再度ですが完全主観です)選考外にしました。
2006年~2010年
前半は黄金期のロスタイム的な感じで、後半はいわゆるプラチナ期です。
後半は、愛ちゃん中心に作ってたこともあって、哀愁たっぷりの歌謡曲ちっくな曲が多いですよね。
※みかん、笑顔YESヌード、リゾナントブルー、気まぐれプリンセスの素晴らしさは人類共通かと思いますので、今回は省きます。
泣いちゃうかも
ポイント
- よく見りゃ今(’21)より難しいダンスの完成度と揃い具合
- 曲の最初から最後まで緩まないスピード感とそれになぜかマッチする昭和メロディー
- 一回聞いたら耳で追い続けてしまう、ドゥクドゥク鳴ってるベース音、、、が演出する昭和ロック
管理人は、リゾナントに匹敵するくらいこの曲大好きです。「しょうがない~」と「なんちゃって~」と合わせて昭和歌謡3部作と言われてますが、
なんとなく「なんちゃって~」より見る頻度が少ない気がします。。
この曲は何といっても昭和!スピード感!ダンス!当時のメンバーの実力あっての曲だと思います。自分で踊ってみればわかりますが、(いや、踊らないけどさ)
メロディーは普通に表リズムなのですが、ずーーっと裏で踊ってるんですよね。一般人はこれ歌って踊るのたぶん無理じゃないかなと思います。
あと、高橋愛ちゃんの湿っぽい声と、亀井ちゃんの突き刺すような声色がとっても合ってます。
ガキさんの少しフラットしている歌声も、この曲にすっごい影落としてる。(良い意味で)(「最後のよ~る~がき~た~ら~」の「た」が素敵)
Ambitious!野心的でいいじゃん
ポイント
- モーニング娘歴代最高の平均ビジュアル (管理人視点)
- 気を抜くと置いて行かれるスーパー疾走感
- センターで張り切って踊るれいなとミキティの倍音祭りな歌声
つんくさんがリズム感が大事と言ってますが、この曲はリズム感無いとおそらく歌えないかと思います。そのくらいのスピード感です。
その中で、伸びやかさと、曲に持っていかれず取り残されもしないリズムを兼ね備えた藤本ミキティのボーカルが素晴らしすぎる!
ミキティの歌はソロ時代よりもモーニングに入ってからの方が個人的には好きです。
本当にもったいないですよね、もっと歌ってほしかった。しょうがないけどさ。
SEXY BOY ~そよ風に寄り添って~
ポイント
- モーニング娘歴代最高の平均ビジュアル2 (管理人視点)
- 謎ダンス、謎歌詞、謎の合いの手
- そこはかとなく漂うダサさチャラさチープさ(褒めてる)
最近忘れてませんでしたか、この曲!?
この曲は謎な振り付けを美声の美人さんが集まって踊っているシュール面白さが魅力!
この時代には珍しくカラオケで歌ってみんなで楽しむ系の曲です。でもLOVEマシーンみたいに健全な感じじゃなく
ノリ切るのに自分の何かを捨てる必要がある、ダサい曲調と歌詞がとても良いです。(笑)
(「ちまたで噂のSEXY上上」とか、素面じゃ無理だわ。うえうえ・・・。(笑))
追加で紹介させてほしい曲
メロディーズ
最近Juice=Juiceとか、まーちゃんのバーイベで歌われていて有名になりつつありますが、こちらがオリジナルです。
もはやモーニング娘。じゃないので、選考外なのですが、どうしてもMVを紹介したかった!
見てよ聞いてよこのエロさ!21年現在じゃコンプラ的にもう無理じゃないですか?ミキティとあややの歌唱力がエグい、
色気がやばい、歌がエロい!なんで題名が「メロディーズ」かって想像してみてくださいよ。
冒頭の3拍子とその後のドゥンドゥクドゥンドゥクドゥンドゥンから始める本メロディーの対比がとてつもなく耽美です。
3,2,1 BREAKIN'OUT
C/Wだったので泣く泣く選考外・・・・。
MVがめちゃくちゃかわいいですよねこの曲。事務所じゃなくて、オーディションで公募して作成したものです。
(同様のパターンに「青春小僧が泣いている」のMVがありますね。)
半分ラップな感じから始まるのですが、「あーあーあーあー↑」でスーパーキャッチーなサビに展開していきます。
ギリギリのところで「ポップな曲」を保っている感じがとても良いです。
あと、メンバーがかわいい!Youtubeのコメ欄にあって激しく共感したのですが、ファッションも音楽も、
THE平成後期という感じですね。
最後に
当初はデビュー当時から振り返ろうと思っていたのですが、紹介したい曲が多すぎて無理でした・・・。
次回は黄金期と言われている2005年以前を振り返ろうと思います。
この時期の曲は知名度も高いのですが、シャッフルユニット曲やその他シングル曲でも今の若い人たち知らなさそうな曲もありますので
ご紹介できたらなと思います。
モーニング娘。の歴史は本当に名曲ばかり。アルバム曲など、もっともっと紹介したい曲はあるのですが、そ
れはまた機会をいただければと思います! ではまた!
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