管理人の独断と偏見で選んだ、「今もう一度思い出したい名曲」です。両A面のはずなのにB面扱いをされてた曲や、ライブでも歌われることなく、風化しているorしそうな曲で、管理人が日の目にあてディープな紹介をしたいと思った曲をご紹介しております。(※シングルA面に絞ってます)
今回はいよいよ黄金期と結成当初編!
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あわせて読みたいモーニング娘。今もう一度思い出したい名曲14選(06年以降編)
2016年~現在 鞘師脱退から、13期~15期加入までですね。 ボーカル先行ではなく、いろいろな音やリズムが合わさったオーケストラ状態なのが昨今の特徴かなと思っています。 まーちゃんも時々言ってますが ...
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こんな人向け
- モーニング娘。は好きだけど、歴が浅いので昔の曲はよく知らない
- 気になる人がモーニング娘。ファンなので「知ってる感」を出したい
- 各曲1000回くらい聴いているハロオタ(感想を深細かく書いているので、共感してもらえたらうれしいです!)
2000年~2005年
黄金期です!
ぶっちゃけこのあたりの曲は全てメジャーで、特にシングル曲だと埋もれてる曲ってあまり無いですよね。
でも今当たってるスポットライトでは物足りない曲を紹介していきます。
愛あらばIT'S ALL RIGHT
ポイント
- 全力感とごちゃごちゃ感のこの時期特有のモーニングぽさ
- 藤本ミキティのちょっとまだなじんでない感じ(笑)
- 「愛あらばIT'S ALL RIGHT」という、現在も続くつんくとモーニングの神髄をつくド直球歌詞
2004年ですね。いい曲だと思うんですが、この時期の曲にしてはあまり捻りが無くて、
Go Girlの影に隠れちゃってる気がするんだなー。(個人的に)
安部なっちの卒業曲ですね。6期と石川梨華ちゃんが印象的です。もちろんなっちも。
「得意なことよりも好きなことがいい その場の勝利よりも 本当にすごくなろう」
「「恋」は時に苦しい 「愛する」って尊い 全てを重んじて太陽を浴びよう」
AS FOR ONE DAY
ポイント
- 冒頭の梨華ちゃんとこんこん(紺野)の下手ウマパート(笑)
- 雨の中で過去を見返すという曲の情景が浮かび上がるような曲構成
(曲中打ち込みの音で雨傘の下にいるかのような感覚がしますが、最後に本当に歌詞の内容通り雨が止みます。) - 曲の雰囲気に完全にマッチする声のパート割
(特に保田ケメコさんの声となっちの声はすごい合ってると思う)
保田さんの卒業曲です。今振り返ると結構攻めてて芸術性の高い曲だなあと思いますが、
確か、この曲あんまり評価されなかったんですよね・・・Wiki見ると1位とってたようなのですが、
世の中の風潮的には、この前の「ひょっこりひょうたん島」リリースしたあたりから、モーニング娘迷走な雰囲気が
漂っていたと思います。当時高校生だった管理人は「またカラオケで歌っても盛り上がらなさそうな曲来たわ」と
残念に思っていたのを覚えています。「ここにいるぜぇ!」で「あれ、ゴマキ(後藤真希)いなくてもやるじゃん!」って
思ってたから余計。今のモーニングでリメイクしたら、すごい良い感じに歌ってくれそうなのになー。
追加で紹介させてほしい曲
派生ユニットが山ほどいるので紹介したいんですが、もうどの曲も良すぎて絞るの大変です。
でも、ここではみんな知ってる曲でなく、良い曲なのに知名度不足な曲をピックアップしてみました。
(でも、例えば三人祭りとかってアラサー以上はみんな知ってるだろうけど、今の若い人知ってるのかしら。。)
MissLove探偵
MVがかわいいので、どうしても紹介したかった!W(ダブルユー)の曲です。
(W - Aa Ii na! - YouTube こっちと迷いました。ぜひこちらも聴いてみてください。ナマズの曲です。(誇張))
コミカルな曲ばかり歌っているイメージのあるWですが、この曲は普通に良い曲です!
幸か不幸かつんくさん曲じゃないんだけど(この時期つんくさんはちょっとしたスランプだったみたいですね)、
個人的に、つんくさんの曲が好きな人だったら、この曲絶対好きだろうな!と思ってしまいます。
辻ちゃん加護ちゃんの歌もとってもいいですし、息の合ったダンスも本当に見事です!
この曲を聴くと、辻ちゃん加護ちゃんがモーニングに入らず、最初から二人でデビューしていたらとも考えてしまいます。。。
青春時代1!2!3!
この曲、今聞いても結構かっこいいです。
THE平成初期ラップな感じが良いですね。ケメコさんの声がとてもマッチしてます。
「時間は止まんねえっす!Yo チェケラッチョ!」が拍にはまらなくて練習しましたが無理だった私の青春時代・・・
Crazy About You
ミニモニらしからぬ!R&Bですよ!
矢口が卒業した後のミニモニって、あまり知られてないんですよね。
高橋愛ちゃんのハスキーな声と、加護ちゃんのキャンディーな声がお互いスパイスになっていて、もう何回でも聴けます。
最近辻ちゃんが自分のちゃんねるでセルフカバー(?)しましたよね。そちらもぜひチェックしてみてください。
印象派 ルノアールのように
高橋、田中、里田(マー君の奥さん、カントリー娘。)、柴田(メロン記念日)のシャッフルユニットです。
タッタカタッタカ急かされるようなテンポの中、たたみかけるような展開の早いメロディーがとても魅力的です。
超私見ですが、和音が斬新とか、印象的な音があるとか、華やかな箇所はないのですが、
時々リズムを崩しにかかる構成だったり、(「みーてよセクシー!」の所とか)、臨時記号いっぱいついてそうなメロディー運びとか
一曲通して飽きさせない工夫がされていて、つい何回も聞いてしまいます。
この曲の発売は05年なのですが、モーニング娘’14あたりで歌われてそうな先進性を感じます。
これこそ、埋もれさせておくのは本当に惜しい曲です。
(でも今のハロプロユニットにこの曲歌いこなせるグループ無さそう・・・個人ではもちろんいますが。。)
結成~1999年
LOVEマシーンが1999年発売ですので、デビューから黄金期前までという感じですね。
LOVEマシーンを除くと代表曲は、抱いてHOLD ON ME、サマーナイトタウンあたりでしょうか。
モーニング娘。は後藤真希入るまではだいぶカラーの違うグループでした。
当時はアイドルっていう認識も無かった、というか、90年代ってアイドルって言うカテゴリ自体忘れられてたような。
2ちゃんも無かったから、不特定多数のオタで語らうとかも少なかったんじゃないかな。
・・・・にしても、このころは誰も20年以上続くグループになるとは想像していませんでしたね。
ふるさと
ポイント
- 一度は売れたグループが再び返り咲くために、割り切ったなっちソロ
- ユニゾンではなくソロだから余計目立つ、つんく完コピ歌唱
(大げさに書くと「東京でひーとりー♪」が「とぉんきょぉんでひぃんとりっぃー!」と言う感じ) - 美しいその他大勢全員分のコーラス
清々しいくらいなっち&なっちの曲です。
抱いてHOLD ON MEで勢いに乗ったモーニング娘が、残念なことに「真夏の光線」とこの曲で失速確定な感じでした。
はっきり言って、当時の世間は「ああ、モーニング娘消えるんだな」でしたね。
ソロを任されるなっちやその他のメンバーの努力が報われなかった感じに、当時小学生だった私も気の毒になるくらいでした。
(ネットのある今と違って、ヒットチャートに乗れないことは、アーティストとっては絶望的でした。)
曲の内容的には、なっちの歌い方がつんくに寄せすぎてるのもあってか、シャ乱Qの影が見えるほど。
メロディーラインはとても美しく、謎にお琴っぽい打ち込み音が素朴で良いです。
他のメンバーのハーモニーもきれいですね。ただ、当時の1999年J-POPには、地味すぎたよね。。。
なんか矢口ですら陰気な雰囲気でしたし・・・。
最後に
黄金期と呼ばれている時代の曲は知名度が高く、またクオリティが高い曲が多いですが、埋もれている曲も多いです!
LOVEマシーンやザピースに充てられた光が強烈すぎた分、そこから人気が低迷した時にリリースした曲や
ブレイクする直前に出して「失敗」の烙印を押された曲(「ふるさと」ですね。。。)も良曲がたくさんあって
こういった曲を探し出すのもハロプロファンのだいご味だなと今回思いました。ではまた!
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