子供たちが一日の大半を過ごす場所、保育園。
ヘルメット矯正をするには保育園に協力いただくことは避けては通れないポイントです。
何せ一日の装着時間目標は23時間!
保育園にヘルメット治療の前例が無い場合、交渉が必要かも。
交渉のポイントは記事を参考にしてね!
この記事でわかること
- 保育園にヘルメット治療園児を扱った前例が無くても交渉・納得してもらうための方法がわかる
- 保育園でヘルメット矯正治療を進めていただくために必要な保護者の用意がわかる
1.ヘルメット矯正の意図を説明 ーヘルメットは医療機器!見た目用途じゃないよ!
こちらの記事の「ヘルメット矯正治療はこんな人におすすめ」でも言及していますが、
治療対象のあたまの歪みを放置しておくと以下2点の影響が出てくると言われています。
歪み放置リスク
✔赤ちゃんの運動発達・精神発達にかかわる (リンク参照)
✔ 将来歯列矯正をしても効果が限定的になる (担当医:東京女子医大 藍原先生より)
つまり、ファッションでやってるわけじゃないのよ!
というのを保育園に理解してもらう必要があります。
方法としては以下2点です。
必要性を理解してもらう方法
- 保護者自ら保育士さんに説明する
- 医師に診断書を書いてもらう
①については、アイメットやスターバンドのホームページを参考にしてみてください。
➁については、
少なくとも東京女子医大系で診察されている方は診断書を書いてもらえるはずです。
(スターバンド系は未確認)
都内では、この診断書の有無で保育園側で受け入れしてくれるか
どうかが決まるケースが多いそうです。(担当医談)
ただ、診断書を渡しても、治療に協力してくれない保育園もあるようです。
都内ですと、区にカラーがあるらしいですよ!(担当医より)
非協力的な区も存在しているようです。
筆者が住む杉並区では、しょっちゅうヘルメット治療中の赤ちゃんを見かけます!
保育園も受け入れてくれるケースが多いのだとか。
保育園見学の時に前例があるか聞いてみると良いかもしれません。
55万円だしてヘルメットを作成したのに、「保育園では着用不可」ではとても残念ですよね。
2.保育園でヘルメットが破損した時の取り決め
ヘルメットはとても高額です!
なので、保育園で破損したときの弁償責任については問わないと言ってあげると、
保育園の抵抗感が少なくなります。
(筆者は、「故意に壊した時を除き」という条件で、
保育園で破損しても保育園側には責任を問わないと保育園側と約束しました。)
もちろん、何も言われていないのに、こちらから言いだす必要はありませんが、
保育園がヘルメット矯正園児の預かりを渋っている様子があったら、提案してみてはいかがでしょうか?
え、そんなこと言って、壊れたらどうするのよって思った方。
大丈夫ですよ、そう簡単に破損しません。
だってヘルメットなんだもの。
3.病児保育の登録
もちろん、ヘルメット治療をするからといって、
病気になる頻度が多くなるというわけではありません。
ただ、、、
こちらでも少し紹介したのですが、治療のために少なくとも月1回は通院しなければなりません。
特に都内ですと待ち時間が長くなることも多いため、半日は会社を休むことになります。
ヘルメット矯正治療をされている子供たちの多くは0歳~1歳の赤ちゃんたちです。
この子たちは、乳幼児定期健診・予防接種でまずは予定を空ける必要があります。
更に、保育園に行きますとまー病気しますから!
プラス、このヘルメット治療の定期健診よ!
病児保育、「かわいそう」という人いますよね。
正直私も、病児保育室に預ける時はすっきりとした気持ち送り出しているわけではないです。
ただ、保育室の皆さんはプロです。
安全安心という意味では、素人の私が仕事に少し気を取られながら
看病するよりはだいぶ良いでしょう。
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参考【かわいそう?】病児保育室利用レポート(ヘルメット矯正中)【預けられる?】
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4.あせも用の薬を事前用意(できれば処方薬)
次は、いざ保育園でヘルメット矯正やるとなった場合の話!
特に夏にヘルメット矯正をする赤ちゃんは、
頭とうなじのあたりが激しくムレます。
ムレてあせもになります。
放置すると悪化するので、薬でケアすることが必要なのですが、
症状が出たときにすぐに塗ると良いです。
できれば、というか可能な限り、処方薬の方が良いです。
効き目は市販薬よりも良いですし、保険も効きます。
検診が近ければ、ヘルメット矯正の担当医に処方してもらうのが一番スムーズでしょう。
おまけ:ヘルメット保育園生活豆知識
- 他の園児にケガさせたりしない?
➔息子は無いですし、周りでも聞いたことがありません。
頭突き癖のある子だったらわからない。w
- 他の保護者の反応は?
➔もちろん環境によると思うのですが、
筆者は今のところ否定的なコメントを受けたことはありません。
ただ、まだまだマイナーな治療なので、
あらかじめ説明できることはした方が良いかもしれませんね。
気になる方は保育士さんにご相談されたら良いかと思います。
- ヘルメットを自分で外すようになったのだけれど、
保育園で外して放置されてないか心配。
➔しゅうちゃんの保育園の保育士さんは、
ヘルメット初日に着脱を完全マスターしていたので、着脱そのものは全く問題ありませんでした。
自分で何回も外すようであれば、もしかしたらサイズが合ってないかもしれないので、
次の検診の予約を早めにとって頂いても良いかのかもしれません。
また、アイメットでしたら留め具をこのようにすると、外れにくくなります。
まとめ
ポイント
- ヘルメット頭蓋治療は見た目目的と誤解されがち。
ヘルメットは医療機器であることを説明し、必要なら診断書。 - ヘルメット治療が初めての保育園は、高価さに必要以上に構えがち。
取扱の責任を軽くすると◎ - あせもはヘルメット治療の試練。一度は発症する前提で薬の用意を。
保育園×ヘルメット治療は心配していたほど特別な問題は発生していません。
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