ヘルメット治療、見た目はとにかく重そう・暑そう・鬱陶しそうの3拍子ですよね。 実際経験してみて困った点とその対策をまとめてみました。どれも乗り越えられるハードルでした!
22年1月現在、治療開始8か月を経過しました!
この記事から得られること
- ヘルメット矯正の悩みあるあるを把握し、トラブルを回避できる
- ヘルメット矯正中の具体的な生活を知ることができる
- 実際にヘルメット矯正中の方がトラブルを解決できる
赤ちゃんがぐずってヘルメットをかぶらない
こちらが実際にヘルメットをかぶっている息子氏です。
(通気口が開いているのがアイメットの特徴です!)
この大きいのををほぼ一日中被っているわけです。
赤ちゃんが被っても負担にならないくらい軽くはあるのですが、頭を覆っている面積が多く、とにかく煩わしそうですよね!
"1日23時間着用"、どうやって達成したか
結論から言うと、「慣れ!」
初めてヘルメットを被った時の話。
2週間前に採寸・発注していたヘルメットを受け取り、着用状況を担当医に最終チェックしていただきます。
「果たしてヘルメットを受け入れてくれるだろうか・・・」、私は祈るような気持ちでした。
ところが、初めて被った瞬間は一瞬だけ
(30秒くらい)ぐずっちゃいましたが、それを過ぎると無風で拍子抜け。
(ずっとおとなしかったわけではなく、
ヘルメットを初めて被った日の帰り道は
ちょいちょいぐずっていました。。)
目標1日23時間着用と言われているところ、
1週間ほどで大体20時間~22時間くらいまで達成しました!
大体数日~1週間、遅くとも1か月くらいで慣れるそうです。
※発熱時は外す必要あり(医師より)
暑さ対策
「ヘルメットを被っている時の体感温度は、毛糸の帽子を付けている時と一緒」と医師に最初に言われていました。
ヘルメットには通気口が空いていると言っても、放熱には限界があり、
大人が暑さを感じない時でも、息子の頭はぐっしょり、なんてことは多々あります。
息子もヘルメット装着を初めてから数週間で
うなじのあたりに汗もが発生しました。
この時は本当にぐずりました!
ずっとうなじのあたりを掻いていました。(そしてイラついて泣く・・・)
掻いていると悪化することもあるということで、
汗も発生から数日後に迫っていた6月の月一検診時に担当医に相談し、ヘパリン類似物質のローションとヒルドイドクリームを処方していただきました。
この処方薬を気づいた時にぬりぬりし
息子の肌トラブルはこれ以降無くなりました。
ちなみに、、
姪はスターバンドでヘルメット矯正をしていたのですが、
この汗もの悪化の流れで炎症が起き、
最終的に発熱・とびひ発生しました。。
スターバンドとアイメットの違いも原因である可能性がありますが、
やはり担当医及び専門医に早めに見せることが大事です。
歯ぐずり時期のヘルメット拒否
8か月~9か月頃、上前歯の左右の歯が生えてきたのですが、この時のぐずりが一番激しかったです!!
ヘルメットを外しても機嫌が完璧に回復するわけではないのですが、外した方がましになります。
またこの頃(8か月頃)知恵がついてきて、
自分でヘルメットを外せるようになりました。
医師曰く、7か月以降の赤ちゃんであれば自分でヘルメットを外すこともあるそう。
ですので大号泣して自らヘルメットを外す場面が、一日に何度もありました。
この時の息子は正直何をやっても泣いてヘルメットを外してしまうので、
最低限寝てる間だけつけてればいっか、ということにしていました。
周囲の白い目
最近増えてきたとはいえ、ヘルメット頭蓋矯正治療はまだまだ一般的ではありません。
その上、小さい体にいかついヘルメットというビジュアルは「かわいそう」という印象を当たるには十分です。
ですが、息子氏と関わる方々には治療の協力をお願いする必要がありました。
特に保育園の保育士さん(ヘルメットとヘルメットを被るしゅうちゃんの扱いのお願い)
と、私の職場の人(月一で通院しますので業務空けます、の謝罪)は丁寧な説明が必要だと感じました。
保育園への説明
矯正ヘルメットは眼鏡と同じく医療機器に含まれるそうです。
治療中は装着不可欠なものですし、
まして怪しいものではないということを説明するために、
担当医は必要であれば保育園側への説明のために一筆書くと言ってくれました。
ただ、保育士さんには無理やり押し付けるのではなく、可能な限り納得してもらった上で治療を始めたいですよね。
「治療は任意だが、将来の心身への影響を防ぐものであること」
「できるだけ被せたままにしてほしいが、管理上の都合で外した方が良い時間があれば、外していただいて問題ない」
「(故意でない限り)ヘルメットが破損しても園側で弁償はしなくてよい」
ことを中心に話しました。
この中でもやはり最後の「破損時の弁償はどうするか」ということをかなり気にされてました。
55万円ですから、当然ですよね。。。
また治療が決まってから事後報告的に協力のお願いをするのではあまり印象がよろしくないので、
検討段階から医師にいただいたコメントを伝えるようにしていました。
上記の通り、リスクもあり本音を言うと保育士さんもできれば避けたい治療だと思うのですが、
ありがたいことに現在のところ前向きに協力いただいています。
職場への説明
0歳児ワーママ、肩身狭いですよねぇ…。
予防接種・Xか月児検診という必須イベントに加え、赤ちゃんの免疫のか弱さよ・・・。
6か月過ぎてからは息子はほぼ月1で発熱しています。
なので、自分の休みに充ててるわけではないのに、有給が破竹の勢いで減っていきます。
ここに、月一度のヘルメット検診が入ります。後述しますが半日~1日の休みが必須になります。
ヘルメット治療はまだまだ一般的ではないので、
職場の状況に合わせて治療開始時に説明をしておくことをおすすめします。
特にワーママには試練!月一の通院
これを書いている今も、明日ヘルメット検診予定にて会社を休みますが、
先週は息子の夏風邪看病で会社を休みました。
明後日は、新型コロナワクチン(2回目)でこれまた休みです。
この件についてはもう、夫婦で協力するしかないです!
現に院内のスマホOKのスペースで仕事しているお父様も時々いらっしゃいます。
予約の意味を問いたい6時間待ち(アイメット@東京女子医大)
こちらはアイメット@東京女子医大で治療されている方が対象ですが。。
東京女子医大で治療している方は、
東京女子医大と市ヶ谷のクリニックと両方で治療を進めることになると思います。
市ヶ谷の方は、受付から会計まで目安1時間~1時間半程度ですが、東京女子医大は目安4時間~(最長時間は不明)
最短でも半休は必須です。
筆者の今までの最長記録は6時間ですが、これは2回あります。
※逆に1時間半程度で終わった日もありました。うち1日は、ものすごい雷雨の日でした。
地味にストレスな新宿駅クエストbyベビーカー
これもアイメット@東京女子医大で新宿駅を利用する人限定の話。
病院での待ち時間が長時間になるため、検診に行く際は抱っこ紐でなく、ベビーカーで行った方が良いです。
実際、待合で見かける赤ちゃん連れはほぼ100%ベビーカーで来院されてます。
ただこうなると通院がかなり大変!
荷物も普段より多いですからね!
東京女子医大は都営地下鉄大江戸線若松河田駅にあります。
ですので、多くの人が新宿駅を利用することと思います。(正確には「新宿西口駅」)
ベビーカーだと基本的にはエレベーターでの移動となりますが、この大江戸線への乗り換えがベビーカーだとものすごくわかりづらいのです!ベビーカー用のルートをこちらにまとめましたので是非ご参考ください。(笑)
まとめ
今回は治療中断するほどでは無いけれども、考慮と注意が必要だったことを挙げてみました!修ちゃんも筆者も煩わしいこと辛いことありましたが、効果は歴然です!頑張って良かったです!
この記事の要点はこれ!
- ヘルメット着用を嫌がる時もある!肌トラブルはあるあるなので、検診時に担当医、もしは専門医へGO!
- ヘルメット矯正はまだまだマイナー!周囲に良く説明し、協力を仰ごう!
- ヘルメット治療の負担は金銭とぐずりだけにあらず!通院は夫婦で協力すべし!
なんだか偉そうにすみません。私も手探りです。ではまた!
この記事はヘルメット矯正を強く薦めるものではありません。